おきる、たべる、きく

バイトを続けてもう何年か。仲良くなった人達が増えて、良い人の嫌なところまで見えるようになってきた。最近といったら、社員さんがいた頃は全然喋らなかった高校生の女の子が初めてどうでもいい話を私にしてくれた。ちょっと嬉しい。もうすぐ高校3年生になるらしいので進路のことを聞いてみたら本当は美術系の専門にいこうと思っていたけど、求人とか見たらキツそうすぎて辞めました~だから普通の四大行きます、と言っていてはは、それがいいよなんて言ってしまった。バイト先では社員の怖い人がいなくなってやりたいことが少しずつできるようになってきたであろう今、その女の子が本当にこれで良かったのか?と悩み疲弊してしまわぬようにと、なんとなく思ってしまっている。そして私も、本当にこれで良かったのか?とは毎日毎日思っている。心配事がおおくって、本当に疲れてしまっている。全部言わないでおくけれど、誰かに言いたいと思っても言ってしまったところで何にもならない事が分かっているから、私はいつも何でも言わない事にしてしまう。これも正しいのか分からない。もうやっと桜が咲いて、これからお花見だっていうのに日本の要請は収集がつかないまま。私は困っている。何をしたらいいのか分からなくて、家でらんま½を見たり、ご飯を作ったり、服を作ったりしている。楽しいけれど、たまには誰かと会いたいし、春休みが伸びたところできっと時間を弄んでしまう。友達が遠のいてゆく気がしてなんだか焦っている。どこにもいかないものを確かめる手段が無い。音楽を聴いていても、違う!もっともっとゆっくりした曲が聴きたいのに、と思ってしまう。だからってHOSONO HOUSEをずっと聴いている訳じゃない。今はなんの曲を聴いても、誰かを思い出してしまって全部嫌になりそうだったりもする。全部私の独り言だから、明日には忘れている。今日お風呂で聴いたバレーボウイズは本当に良かった。悲しくなって、よかった。