あの子、嘘ついてんじゃない？って思う時がある。嘘は嬉しい。なんて、ひどい話かもしれないけど本当にそう思っている。歌を歌うのは、本当は誰かのためなのかな。知らない世界だと、関係の無い世界だと口がそう言っているだけなのかな。本当でも嘘でも、本当はどっちでもいい。私は知らない事が幸せだとも思うし、心の隅に小さく想像をしながらずっと、やっぱり今日も叶いそうにないなと思っている。好きなものが同じということだけでは嬉しいけど、嫌いなものは知らない。けれど似ていると感じるなら、もしかしたら嫌いなものも一緒なのかもしれない。どうでも良いけど良い人だ、と感じるのが私だけだったら良いのに、と少し嫌いな人を考えている時に、誰かから連絡が来て気づくのかもしれません。
