じゆう

私は正直、整形については関心がない。みんな勝手にやればいいと思う。整形に対して、良くないと思う人もいるだろうし、良いと思う人もいる。整形をするっていうのは、本当にずるいことなのだろうか。奇跡的に産まれてきた唯一無二の顔を財産と思わなくちゃいけないと言う人もいるだろうし、見せ方や表情の作り方でコンプレックスなんてものはどうにだってなるのかもしれない。整形をすることは、昔よりずっと世間から認められやすくなったのだなと思う。そう変わってゆくと、整形をすることを悪だと捉える人たちこそが悪なのだという風潮になってしまっているような気がする。古い考え、昔のことだといってすぐに排除されてしまう。確かに、整形をしたから可愛くて当然だろうとか、顔が変わってしまったらまるで心も変わってしまったかのような言い方をされるかもしれない。なんだか、革命を起こしたような考えが一般的になってしまうと、良いものは悪くなるし、悪いものは良くなる。良い事かもしれないけど、私達はそれに絶対的に従わなきゃいけない訳じゃない。皆が良いと思っているものを良いと思っていることこそが良くないんだと思う。整形をすることが悪だと思う人がいるし、整形をすることは良いと思う人がいる。その人たちにあるそれぞれの考え方が大切なのであって、整形をすることの賛否なんて人にとやかく言われることはない。本当に考えるべきなのは、整形をしなくてはならないのだと思わせてしまったその対象が何なのか、が大切なんだと思う。大雑把に人を外見で判断してはいけないというのではなく、人の外見というのは私たちが思っているよりももっと、繊細なものなんだと思う。昔の考えをどこまでも引きずってしまうのだから、古いことなんてちっともないのにね。