おんがく

音楽は良い。本当に良いもの。たまに何を聴いてもしっくり来ない日はあるけど、結局また音楽を聴いている。雨降り後の7月の終わりに梅雨明けを知らせるニュースを見てはっとして見た電車からの青空。8月、ひどい暑さで死にそうな時にベランダを流れる雲がもう秋だななんて思った。そんな時も音楽が頭を流れる。悲しい時にも音楽が頭を流れてしまってこんなに悲しんでるのになんなのもう!と怒ってしまった事もあった。昔から、毎日のほとんどを音楽を聴くか絵を描くかして過ごしていたような気もする。ああ、なんだか下手くそだな思っては捨てていたあの絵たち、捨てなきゃ良かった。曲を借り、歌を借り、姿や表情も借りて、私の世界で少し形を変えているだけ。他の人になんて分からなくても、私が好きだといえばもうそれは大ヒットなのです。