どうするの

分からない。私は性格が悪いから見てないところで悪いことと分かってする。ほんとうは会いたい、とかこの気持ちが誰にでも当てはまるものなのか、お酒を飲んでいるからなのかと思って悲しくなってたけどどっちでも無いのかもしれない。電話をかけた火曜日の夜からずっと考えてるけど分からない。分析好きで大体のことを理詰めして生きる東京の社長に、君は本質を見ていないからと言われてからもうなんだか好きってなんやねんという気持ちでいっぱい。嫌いはすぐ分かるのに。居心地が良いとか、私と似ていると感じる瞬間に、私の脳はいきなり御都合主義になってしまう。今楽しいし、これが本当なのかもしれないと思っている。大体本当とは何か。こんな正しさについて考えるものが恋なのか。勘違いがぶつかり合う瞬間に生まれるものが恋だとわたしは思ってるし、それが起こらないから私はいつまでもこのままなのかもしれない。

人との価値観のズレでメンヘラ扱いをされるのちょっと嫌。私がもし好きな人と付き合ったらもう他の男の人とは会わないかもしれない。でもこれって結構普通の考えだと思ってたけど変なのかも。でもわかんないな。

いないのだけれど

奥田民生ってたまに全然違う角度からドンピシャに言いたいことを当ててくる。歌詞だけじゃなくて、メロディも。私はドライブが好きだけど、運転は苦手だ。もしも突拍子もなく何かが飛び出してきたとしても、だいたい全部車が悪くなる。こんな理不尽な乗り物に乗って誰よりも遠くまで行けるとしても、私は歩いて行く方が良いんじゃないのかなんて思ってしまう。時間がある今のうちしか考えられない事だとしても、大人になるまで安心で暮らしていたいもの。気になる男の子が出来たら海まで連れてってほしい。私は赤い靴履いて待ってたい。だけど好きなんだ、良いだろ。

Why are you so far away from me

成人式なのに、私はまだ19歳。誕生日が遅いから良いことなんて今のところありそうにない。

私は小学校6年生でELLEGARDENを聴く。 あの頃はまだしょうもない喧嘩とかたくさんしていたし、バレンタインのチョコをお母さんと作ったり、新しい文房具を買えばワクワクしていた。1年生の担任だった大好きな先生が6年生の担任になった。私が変わったのか、先生が変わってしまったのか、何故か楽しくなかった。それでもクラスは楽しかった。友達がいたし、好きな人もいた。結局中学終わるまでずっと好きだった私の好きな人は、成人式にも来ていた。式典のおじさんは、おめでとうと自粛を何度も繰り返し、私たちはこんな時期に成人式を開催していただきありがとうございますと言い、何か大切なものを忘れ、矛盾したまま40分は終わってしまった。この日がどうなっていくのかは後2週間ぐらい経たないと分からない。中学校は振袖とスーツで溢れかえっていて、私の過ごしたところとは全く違う建物に見えて早く帰りたくなった。私はこういう時どうすれば良いのか分からなくなる。誰かに話しかけるのも違う。いそいそと帰る支度をし人の少ない方に歩いていたら、声をかけられた。写真を撮ろうと言ってくれたのに、私は恥ずかしくなって嫌だなんて言ってしまった。ごめんなさい。だけど写真を撮ってくれた。ロックはまだ聴いてるのと聞かれた。もちろんまだ聴いているよ、私は音楽が今もずっと好きで、私の好きだった人は何一つ変わっていなくて、忘れかけてたことを少し思い出したりした。建川先生によく怒られたこととか、植田先生に怒られたこととか思い出した。

そしておわり

今日初詣に行って、お御籤を引くと大吉が出た。今日はもしかしたら良い日なのかもしれない。他にもちょっとずついいことがあったり、口内炎が爆弾になったり、約束が無くなったりしたけど、私は大吉を引いた。やっぱり、結論を先頭に持ってくる話し方って嫌い。だから履歴書とかおもんないねん。分かりやすく相手に伝えて、個性を伸ばすために添削される。矛盾した紙切れ1枚で測られる人間性とは。結局ああいうのは資格とかを2番目に見て終わり。1番目は顔だろうか。私は今すぐ決めないといけないことも無くなったのでまたゆるゆると好きなことをして、それでお金もらえたら良いなーとか思いながら生活していきます。最近は本当にplentyとハヌマーンオザケンとpillowsしか聴いてないけど、何が最高かって歌詞なんだよな。意味のわからない映画とかも最高なんだけど。

てかそろそろ泣く子はいねぇがの感想とか言ってもいい?ずっとうずうずしてる。私はあの映画を車に乗って見に行ったんだけど、ギリギリに着いた割に特等席で見れて嬉しかった。

この映画、私の悪い癖でもある自分に投影しまくってしまい、映画館を泣きながら出てしまった。外は雨が上がった後のような、変な日だった。とてもだらしない男の父親、離婚をしても昔の好きな人を忘れられないしまた戻れると思っているところとか、風俗嬢をさせている新しい旦那が許せないとか、勘違いも甚だしいとはこの事か!となってしまうし、自分の子供だと思い続けてお遊戯会にこっそり見に行って顔が分からなくてどうしようもなくなるけどそれでもずっと劇見てたり、痛々しいところでさえ私は好きだった。良い人とは言えないかもしれないけど、自分の子供の誕生日とか忘れちゃったり、離婚したらぱたりと消えてしまったりする人も沢山いる。それでも自分の子供のことをちゃんと俺の子だと言えるのは結構凄いことだ。ラストシーンでやっと子供の目を見て名前を呼んでいること、ほんと良かったな〜。良かったなーたすく!

うそだよ

興味がない人間が山ほどいる。大阪に住んでもうすぐ20年が経とうとしているけど、今も仲の良い友達は両手で足りるくらい。学校に通えば沢山の人に出会えるけど、卒業する頃には殆どが興味のない人になってしまって何年か経つと名前も思い出せなくなる。新しくなった家の柔軟剤の匂いが気に入らないのでちょっと嫌な気持ち。大人に近づけば近づくほど自分の周りには良いと思うことやものしか置きたくなくなる。嫌いなものがどんどんわかるようになってくる。あんまり自分のことを考えるのが好きじゃないから、最近の暮らしはとても辛い。まいにち人と比べられ、優劣をつけられ、自分の価値が明確になればなるほど何も出来なくなる。期待してはいけない。私は君が思っているほど冷静で変わっていて、面白い人なんかじゃない。こうして長くいればいるほど本質が見えてくるなんて思っているのなら、もっと昔の友達だった人たちを大事にするべきなんだ。どんどん夜に近づいて、不明瞭な約束をしたこととか本当はとっても後悔している。私は待つことしか出来なくて、化粧とか本当はとっくに終わらせてしっかり準備しているけど、心のどこかで行きたくないと思っている。TheSALOVERSを聴きながらあの頃とか思い出してる、あの部屋とか、私は知らないけど。私の青春には存在しない洒落たバンドを聴く君と私はやっぱり違うようだ。吉岡里帆が映画で君と呼んでいるのがすごく良かったので拝借させていただきました。幸せになりて〜。

ストレンジ、カメレオン

知らないところでひどいことを沢山したい。穏やか過ぎるthe pillowsの曲を聴きながら人の悪口を言いたい。どうせいつかどうでも良くなる。その時には全部うちあけてみたいものだ。その時まで、友達でいるかどうかは分からないけどね。

やさしいひと

べつにほんとう、なんてことない。昨日ぐらいに観終わったダンサーインザダークを今思い出しては忘れてを繰り返している気がする。よく考えたらあれはミュージカル映画だ。内容が濃すぎてあまり気にも留めていなかった。ミュージカル映画として観たら、とても面白い映画だったかもしれない。汽車がレールを走る音、主人公もメロディーも乗せるなんて粋な演出だろう。主人公はなんか可愛いけど、いや、めっちゃ可愛いけど、いつも私の考えとは逆の方にいる気がしてしまう。だから良いのかもしれないし、めちゃくちゃ残酷なことしてても何故、彼女はとてもイノセンスだと思ってしまう。この映画は結局、彼女がどうしたいのかなどと考える暇もなくするりと終わってしまった。それはそれでいいのかもしれない。私もギルバートグレイプのような優しい人になりたいし、ベッキーのようなかっこいい人にいつまでも憧れていたいよーん