昨日は小山田壮平のライブだった。弾き語りをみたからといって僕のことを知ったつもりになるなよ、と言われているようだった。もう過ぎた日々に戻ることが小山田壮平にはできる。かっこいい。ライブをみていると、いろんなことを考えてしまう。突然、これはああだ、そうか、そういうことだったんだと思ってしまう。失恋とはなんだろうと考えていた。フラれた！と言っているのをみて、ああ失恋だと思っていたけど、あれはまだ失恋じゃないのかもしれない。恋を失うっていうのは、相手が自分のことを好きじゃないと分かっていても潔く敗れて、認めて、失えないなーと私は思う。その人のことを深く考えることもなく、思い悩まされることもなくなった時にやっと失恋するんだと思う。そうなったら失恋をして私は成長できるんだ。きっとその瞬間、恋した人を超えられている。恋に敗れるというのなら、はたまた敵わない恋なのかもしれない。ふふふ。今まで私の最前線で到底届かないと思って過ごしてた私の好きな人、今までどうもありがとう。私はもう大丈夫です。そんな気持ちで秋も冬も強く生きていける気がするのです。
