どこかちょっと

夏休みが終わってしまった。久しぶりに電車に乗って学校へ向かっています。とはいっても昼からなので電車は混んでないし、外国人やおじいちゃんばかりが座っていて平日っていうのはなんだろうかという気持ち。そういえば、まだ保育園とか小学生とかの時は1日が本当に長かった。朝起きて、虫取りをして昼はおばあちゃん家でご飯を食べて、絵を書いて、また外に出たりもした。夕暮れになると家に戻らなきゃいけなかったから日が暮れるまでが勝負。みたいな。夜ご飯はお母さんも一緒に食べて家へ帰って絵本を読んでもらって寝る生活だった。学童に行くようになるとちょっと変わってしまったけど、遊んだことも無いただ帰り道が一緒の子とどっちが先に家に着くかみたいな無言の勝負をした。夏ってそんな感じだった。今はバイトに行って1時間がめちゃくちゃ長いと感じたり早いと感じたりする。小さい頃よりも時間が経つのが早くなったとは思うけど、まだ大丈夫な気がする。社員の人は暇な時も人が居なくなった時も忙しそうだ。あと1時間もあるのに、まだ15分前なのにカリカリしている。やっぱり大人になるとまだ1時間あるっていうのは、あと1時間しかないになるのかもしれない。私はできるだけゆっくりと1時間を過ごしたいものだから社員の人の波にはまだ乗れそうにないけど、いつか社員の人が時間に追われない生活を思い出せますように。