さわやか

ナンバーガールを初めて見た話をします。9月になって7日経ったっていうのに暑すぎる処暑、私はナンバーガールを目撃したのです。あれはライブハウスでした。向井秀徳のブリブリ、おしりブリブリを連呼する頭の悪いMCをOMOIDE IN MY HEADの曲中に詰め込むようなとんでもない日だった。ライブ音源を聴いてもひゃーと思うような毎日。解散してしまったこと、どうしてもっと早く出会ってなかったんだと思って私は17歳を過ごした。センチメンタル通り、きっと私にとっての通学路だったな。再結成なんてすると思わなかったし、ライブに行けるなんて夢でも見れなかっただろうなと思う。開演を待っていると、隣の背がとても高い外国人がナンバーガールのタオルを握りしめてとってもそわそわしていて私ももっとそわそわしてしまった。ナンバーガールが出てきて、ライブが始まった時に私はなんだか息もできない変な高揚感と緊張をした。本物だった。向井秀徳と、田渕ひさ子中尾憲太郎45歳とアヒトイナザワの4人がいる。ひさ子は大きなギターを抱きしめていた。かっこよすぎるのであまりちゃんと見れなかった。中尾憲一郎45歳のベースがいい。良いんです。本当に、いや、好きです〜しか言えません。好きでした。もうナンバーガールがかっこよすぎて他はなにも考えられない。明日のことも考えられない。昨日のことも忘れた。色んなバンドが活動休止や解散をして、また再結成をして活動しているこの時代も私は幸せだと思う。昔のことはよく知らないから分からないけど、ナンバーガールはかっこいいバンドだ。最後のトランポリンガールが私は好きだ。とっても騒やかだった、とにかく夏だったー!